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小杉御殿(こすぎごてん)は、江戸時代初頭の1608年に現在の神奈川県川崎市中原区小杉御殿町にあたる中原街道上に造営された徳川将軍家の宿泊施設、本陣である。中原街道がクランク状になった場所の西側、現在の西明寺の境内にあった。 江戸時代初期にはまだ東海道は整備されておらず、中原街道が江戸と西方を結ぶ主要な街道とされていた。徳川家康も江戸と駿府との往還に用いたという。小杉には中原街道を利用する際の将軍の宿泊地として小杉御殿が設けられた。中原街道沿いに設置され将軍の鷹狩等で街道を通行する際に利用された。1660年に廃止された。現在の神奈川県では他に、神奈川御殿、藤沢御殿、中原御殿がおかれていた。 ==関連項目== *江戸幕府 *宿場 *陣屋 *御料所 *御殿御茶屋 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小杉御殿」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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