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小松快禅[こまつ かいぜん] 小松 快禅(こまつ かいぜん、快全、生没年不詳)は、江戸時代の僧で、素人碁打ち。加賀国能美郡小松に生まれ、その後江戸の増上寺に所化、宝暦から安永頃に囲碁の強豪として名を馳せた。五段。快禅の大塗りと呼ばれるハメ手の棋譜で有名。 馬場文耕『当世武野俗談』(1757年)に、増上寺の若僧快全という「碁の妙を得たる人」として、当時の賭け碁打ちの中の第一に記されている。本因坊烈元が27-8歳(1777-78年)本因坊跡目で六段の時に先で十番碁を打ち、5勝5敗の打ち分けとした。棋譜は江戸中期の素人打碁集『当流碁経類聚』『素人名手碁経拾遺』『当流続撰碁経』に多く収められている。また、最初の女流棋士と言われる横関伊保との二子局(1778年)がある。 ==快禅の大塗り== 黒が快禅で、下図右上隅黒の小目に白が小ゲイマガカリした形から、白6の時に黒7と切った変化。黒は捨て石で全局的な厚みを作り圧倒的優勢。白は6の手で上辺にヒラくぐらい。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小松快禅」の詳細全文を読む
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