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小林吟右衛門 : ウィキペディア日本語版
小林吟右衛門[こばやしぎんえもん]

小林吟右衛門(こばやしぎんえもん、安永6年(1777年) - 安政元年(1854年〔江南良三『近江商人列伝』(改訂版)、サンライズ出版、1996年、247p - 255p。〕))は、近江愛知郡小田苅村(現滋賀県東近江市小田苅)出身の近江商人。総合繊維商社チョーギンの創業家である。その名は歴代当主によって襲名されたが、ここでは主に初代吟右衛門について述べる。
== 来歴 ==

小林家は島林善祐を始祖とする。小林姓を名乗ったのは五代目重内であり、その次男が初代吟次郎(後の吟右衛門)である。吟次郎は日頃から立身の志高く、正月に部屋の中に鶯が飛び込んできたことを吉兆とし、近隣の豪商松井久左右衛門家から三百両を借り受けて商売を始めた〔。
吟次郎は麻糸の原料を仕入れ、これを麻布に加工して販売した〔。菅笠を行商していたとする資料もある〔平瀬光慶『近江商人 』、近江尚商会、1911年、373p - 379p(国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧可)〕。1796年寛政8年)に初めて取引を行った時の額は、十三両二分であったというが、吟次郎は地道に商売に励んだ結果、50を迎える頃には有力商人の仲間入りを果たした。その頃に家督を甥の亀吉(後の二代目吟右衛門)に譲り、自らは吟右衛門と名乗って、1854年(安政元年)に74歳で没するまで小田刈村の庄屋を務めた〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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