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小林正親[こばやし まさちか] 小林正親(こばやし まさちか)は、テーブルトークRPGデザインなどを手がける日本のゲームデザイナー。ライター。 == 概要 == 明治学院大学文学部芸術学科映像学専攻卒後、ゲーム制作会社「株式会社 遊演体」にシナリオライターとして所属。その後、海外放送番組の日本語版制作会社を経て、フリーに。代表作はローズ・トゥ・ロードのリプレイ『ソングシーカー』。R&Rに連載され、後に単行本化されたこのリプレイは、声優志望であり、TRPG初心者であるプレイヤーとのセッションという特異性もさることながら、そのマスタリング、結末の付け方について、各地のコミュニティで大きな反響を呼んだ。 小説作品の傾向としては歴史物を好む。 反面、リプレイはしばしば叙情的で物語性が高く、キャラクターへ個別に焦点を当てるよりパーティ全体の個々として扱うものが多い。TRPGのデザインにおいては結末の付け方を決めずに、敵を倒す、報酬を得るといった単純な要素だけを与える。これは定型なシナリオがなく、ユーザーの想像とエゴによる意味づけによって作られていくPBMのシナリオ構築をしやすい形である。 このようにTRPGのリプレイやシステムデザインにおいてはPBMの経験を下地にしており、それを指向しているが、一方でTRPGに、CRPGのようなゲームシステム性を求める層から、取っつきにくさや薄さの指摘もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小林正親」の詳細全文を読む
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