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小柄[こづか, しょうへい]
小柄(こづか)とは、日本刀に付属する小刀の柄である。また、小刀そのものを指して言うこともあり、打刀などの鞘の内側の溝に装着する。 通常、本来の用途では、木を削ったりするが、緊急時には、武器として投げ打って、逃げたり仕掛けたりする〔甲野善紀 『武術の新・人間学』 PHP文庫 2002年 ISBN 4-569-57843-8 p.206、小柄でも危急の際には棒状手裏剣の代用として打ったとされる。〕。刀剣の装飾が発達するにつれて小柄にも精密な細工が施されるようになり、同じく日本刀の鞘に装着する笄と共に芸術的価値が高まった。 == 備考 == 手裏剣術は棒状手裏剣で直打法(一回転させず投げる法)によって投げた場合でも9mほどが有効距離であり、改良をほどこした根岸流でも13m以上先に届くのがやっととされる〔甲野善紀 『武術の新・人間学』 PHP文庫 2002年 pp.205 - 206〕。従って、小柄を手裏剣代わりに投げたとしても10m先に届かないものと考えられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小柄」の詳細全文を読む
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