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小椅子の聖母 : ウィキペディア日本語版
小椅子の聖母[こいすのせいぼ]

小椅子の聖母』(こいすのせいぼ、())は、盛期ルネサンスの画家ラファエロ・サンティが、1513年から1514年ごろに描いた絵画幼児キリストを抱きしめる聖母マリアと、二人を敬虔な表情で見つめる幼児洗礼者聖ヨハネが描かれている。
『小椅子の聖母』はラファエロのキャリア後期にあたるいわゆる「ローマ時代」に描かれた作品で、キャリア中期の「フィレンツェ時代」に同様のモチーフで描かれた厳格な様式美の作品とは、まったく異なる作風の絵画となっている。また、暖色系の色使いはティツィアーノ(1488年/1490年 - 1576年)や、当時のラファエロの競争相手だったセバスティアーノ・デル・ピオンボからの影響の可能性がある。
イタリアの医学者でモンテッソーリ教育で知られるマリア・モンテッソーリは、この『小椅子の聖母』を「(マリアの)母性に対する(ヨハネの)親愛の情」の象徴として、世界中の「子供の家」 (Casa dei bambini) に飾られることを願うとしている〔Montessori, Maria, ''The Montessori Method'' (Schocken Books Inc., New York, 1964) p. 82.〕。
19世紀新古典主義のフランス人画家ドミニク・アングルはラファエロを非常に高く評価した芸術家である。自身の作品である『子供と遊ぶアンリ4世』と『ラファエロとフォルナリーナ』の背景の壁にこの『小椅子の聖母』を描いているほか、『リヴィエール氏の肖像』のテーブルに置かれた紙、『玉座のナポレオン』の絨毯にもデザイン化された『小椅子の聖母』を描いている。
== 出典 ==





抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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