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阿保 今雄(あぼ/あほ の いまお)は、平安時代前期の貴族。小槻今雄・今雄宿禰とも。 == 出自 == 当初は小槻山姓(小槻山君)を名乗っていたが、のちに阿保姓(阿保朝臣)を賜与され改姓している。しかしながら、子の小槻当平以降は「小槻宿禰」に改姓し、小槻氏は官務家として発展する。そのため、一族の礎を築いた今雄もまた「小槻今雄」や「今雄宿禰」とも記されている。 当平と糸平が姓を朝臣から格下の宿禰に落とした理由は定かでなく、彼らが今雄の実子ではなかったのではないかとする説〔請田正幸「平安初期の算道出身官人」(田名網宏編『古代国家の支配と構造』(東京堂出版、1986年)342-343頁。〕がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「阿保今雄」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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