翻訳と辞書
Words near each other
・ 小樽経済専門学校
・ 小樽緑丘高等学校
・ 小樽美術館
・ 小樽自動車学校
・ 小樽自動車道
・ 小樽藤幼稚園
・ 小樽西インターチェンジ
・ 小樽観光大学校
・ 小樽警察署
・ 小樽資産家女性殺害事件
小樽運河
・ 小樽運河 (都はるみの曲)
・ 小樽運河ターミナル
・ 小樽運河殺人案内
・ 小樽運転所
・ 小樽郡
・ 小樽郵便局
・ 小樽野球協会
・ 小樽量徳小学校
・ 小樽雪あかりの路


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

小樽運河 : ウィキペディア日本語版
小樽運河[おたるうんが]

小樽運河(おたるうんが)は、北海道小樽市にある運河。大正12年(1923年)に完成した。
== 概要 ==
内陸に水路を掘ったものではなく、沖合を埋立て、陸との間に出来た水路であり、「埋立て式運河」と呼ばれる。海上に停泊した船舶からの貨物を乗せた(はしけ)舟を係留し、貨物の荷揚げに使われた。人力で荷揚げする方式は戦後に入り衰退していった。また、戦後は樺太等との交易がなくなったため、物流の拠点としても急速に廃れていった。
無用の長物と化し、放置されていた小樽運河はヘドロがたまり悪臭が漂うようになった。1960年代に入り、運河を埋め立てて、道路として整備する方針が小樽市から打ち出された。それに対し運河の保存運動が全国規模で高まった。市側は当初の全面埋め立てに対し、運河の半分の幅を残す妥協案を提示するが、全面保存を求める保存派と意見が折り合わないまま、1983年昭和58年)には埋め立て工事に着手。1986年(昭和61年)には北海道道17号小樽港線 (通称:小樽臨港線)が開通する。散策路やガス灯が整備され、大きく様変わりした運河周辺は、小樽の一大観光スポットに成長し、1996年平成8年)には都市景観100選を受賞した。
現在では、立地の関係からか、当初の景色を残す北運河よりも、半分を埋め立てて散策路を整備した臨港線部分に観光客が多い。運河の両岸には煉瓦札幌軟石で造られた重厚な倉庫群が立ち並び、往時をしのぶことができる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「小樽運河」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.