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小泉又次郎[こいずみ またじろう]
小泉 又次郎(こいずみ またじろう、1865年6月10日(慶応元年5月17日) - 1951年(昭和26年)9月24日)は、日本の政治家。第87-89代内閣総理大臣小泉純一郎の祖父。横須賀市長、逓信大臣、衆議院副議長などを歴任した。義侠心のある大衆政治家で、入れ墨があったことから「いれずみ大臣」「いれずみの又さん」などの異名をとった。神奈川県平民〔『人事興信録. 7版』(1925年)こ二〕。 == 経歴 ==
==== 生い立ち ==== 1865年6月10日(慶応元年5月17日)、武蔵国久良岐郡六浦荘村大道(現在の神奈川県横浜市金沢区大道)にとび職人の父・由兵衛、母・徳の次男として生まれた。 由兵衛はのちに横須賀に移って、海軍に労働者を送り込む軍港随一の請負師〔作家火野葦平著『青春の岐路』によると、「請負師も、小頭も、仲仕も、ほとんどが、酒とバクチと女と喧嘩とによって、仁義や任侠を売りものにする一種のヤクザだ。大部分が無知で、低劣で、その日暮らしといってよかった。普通に考えられる工場などの労働者とはまるでちがっている」という。〕になった〔梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』28頁〕。『小泉又次郎伝』によると、“気っ風(ぷ)と腕っ節〔、根性がものをいう商売〔”、“意地と我慢の商売”といわれる家業で〔、又次郎はその血を引き、そのような家風で育った〔梅田功『変革者 小泉家の3人の男たち』29頁〕。河瀬蘇北によれば「幼にして神童の誉れはなくて餓鬼大将の稱あり〔河瀬蘇北『現代之人物観無遠慮に申上候』121頁〕。学問も丸でした事がなく、柔道撃剣の心得また覚束ないが、どう云うものか喧嘩が早くて腕ッ節が強い〔。」という。 ただし、又次郎の少年時代は詳細な記録もなく不明な点も多い〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小泉又次郎」の詳細全文を読む
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