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小法廷(しょうほうてい)とは、最高裁判所における、裁判官5人で構成される合議体、あるいは5人の合議体で審理する場合の最高裁判所における法廷のこと。定足数は3名。 ==概要== *第一・第二・第三の3つがある。 *最高裁判所の裁判官は、下級裁判所の判事を務めた裁判官以外からも任命されるが、出身分野の偏りが生じないよう、各小法廷に振り分けられている。おおむね1つの小法廷につき、裁判官出身から2名、弁護士出身から1~2名、検察官出身から0~1名、法曹以外(行政官、外交官、学識経験者)出身から1名という配分である。 *最高裁に持ち込まれた事件はまず小法廷に係属するが、憲法判断を要したり判例の変更が必要と見做されたりする重要な事件については大法廷に回付される。 *小法廷の裁判長は固定されておらず、事件ごとに小法廷所属の裁判官に持ち回りで割り当てられる。 *2013年2月6日に鬼丸かおるが最高裁判所判事に就任し、史上初めて最高裁判所の全ての小法廷に各1名ずつ女性の裁判官が置かれる形になった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小法廷」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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