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小田原大海嘯[おだわらだいかいしょう] 小田原大海嘯(おだわらだいかいしょう)は、1902年9月28日に、相模湾西岸一帯で発生した高潮。当時の神奈川県足柄下郡小田原町(現神奈川県小田原市)を中心に死者、家屋の損壊等の大きな被害をもたらした。 == 経過 == 当日は日曜日であった。折から台風(後に足尾台風と呼ばれる)が通過し、午前4時頃より降雨に風が加わり、7時頃から風雨が激しくなった。10時頃から平穏になってきたが、11時頃、満潮時を迎えたとき、海岸より大波が約2時間にわたり堤防を越え、海水が市街地に侵入してきた。波高は小田原、早川付近で約6メートルあったとされる。〔小田原市『小田原市史 史料編 近代I』、1991年。〕〔小田原市『小田原市史 別編 自然』、2001年。〕 なお、本件は高潮と考えられるが、「海嘯」という語が津波にも用いられることからか、文献や資料によっては本件について津波との記述が見られる。しかし、、津波と解するのは正確ではない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小田原大海嘯」の詳細全文を読む
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