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小田原機器[おだわらきき]
株式会社小田原機器(おだわらきき)は、神奈川県小田原市に本社を置くバスの運賃箱や両替機などを製造する会社。 == 沿革 == 1950年、富士フイルムの協力企業として発足した小田原鉄工所が前身で、当初の業務内容はモーターの自動捲線機の製造・販売であった。1965年より整理券発行機の製造を開始し、バス用機器製造に参入した。折りしも路線バスのワンマン化が日本各地で行なわれていた時期で、1972年に循環式運賃箱(運賃として投入された小銭で両替用につり銭を補充する構造)を発売、1993年現在では運賃箱に限っても日本全国の65%というシェアを有することになった。 1979年の組織変更に伴い、バス機器部門を小田原機器として、自動捲線機部門は小田原エンジニアリングに分社化され、母体となった小田原鉄工所は管理会社となっている。2008年にサクサと業務提携している〔。サクサのバス関連機器はもともとNECホームエレクトロニクスの同部門を譲り受けたものであった。〕。 2009年3月16日、ジャスダックに上場した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小田原機器」の詳細全文を読む
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