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小田島雄志 : ウィキペディア日本語版
小田島雄志[おだしま ゆうし]

小田島 雄志(おだしま ゆうし、1930年昭和5年)12月18日 - )は、日本の英文学者、演劇評論家。東京大学名誉教授、東京芸術劇場名誉館長。
== 生い立ち ==
1930年(昭和5年)満州・奉天(現瀋陽)生まれ。旧制東京都立大森中学校から福岡高等学校 (旧制)を経て東京大学英文科卒。同学大学院修士課程修了。父興三は南満州鉄道勤務。母都子(とし)は裏千家のお茶の先生。姉に阿部明子(あかし)。妹紀代子(松村紀代子:英文学者・エッセイスト)。5歳のとき新京(現長春)に移転。
ソ満国境を超えてソ連軍南下の報に8月14日新京から奉天へ一時避難したが、父興三の判断で満州国首都の新京へ後戻り15日夕刻新京に着いて終戦を知った。
終戦の翌年9月、葫蘆島(ころとう)から博多へ引き揚げ葫芦島在留日本人大送還)、列車で東京へ。広島を通るときは窓が目隠しされたという。
引揚直後は鶴見の親戚に仮寓。大森中4年に編入。
1948年(昭和23年)、旧制福岡高校文甲に入学。
1949年(昭和24年)7月、新制東大文Ⅱに入学。父興三のすすめにしたがい文Ⅱを選択。2年生の時にたまたま入手した坪内逍遥訳『シェイクスピア全集』や、続いて読んだ『ハムレット』の原書に感動し、シェイクスピア研究を志すようになった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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