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小田平集落 小田平集落(こだびらしゅうらく)は現在の長崎県長崎市西出津町を指す旧称・郷名で(自治会に名称を残す)、隠れキリシタンが切り拓いた集落の景観を保持しているとして文化財保護法に基づく重要文化的景観「長崎市外海の石積集落景観」の中核を成し、2016年に世界遺産登録審査予定である長崎の教会群とキリスト教関連遺産の構成資産「出津教会堂と関連遺跡」の一部として旧出津救助院とともに対象となっている。(2016年2月9日に閣議了解で長崎の教会群とキリスト教関連遺産の推薦が一旦取り下げられた) ==基本情報== 小田平は西彼杵半島のほぼ中央、角力灘に面し、大野岳の南に伸びる尾根先端の変岳裾野南斜面海抜0~100メートル付近、出津川西岸側の河岸段丘に立地する。一帯はリアス式海岸のため陸路での接近が難しく、キリシタンが隠れ住むのに適した地の利であった。地質的には地中に結晶片岩(地元では温石と呼ぶ)が埋もれ、火山灰酸性土壌であり、急峻な地形のため土壌流出も起こりやすく農業に不向きな反面、石積みが発展する要因となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小田平集落」の詳細全文を読む
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