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小田急デト1形電車 : ウィキペディア日本語版
小田急デト1形電車[おだきゅうでと1がたでんしゃ]

小田急デト1形電車(おだきゅうデト1がたでんしゃ)は、1953年から2003年まで小田急電鉄が保有した車両工場内入換用の電車である。
工場内の入換用のために、廃車された車両の部品などを再利用して製造された車両で、当初経堂工場で使用されていたが、大野工場が開設されると同時に移動、2003年まで工場内入換用途に使用された。
== 概要 ==
従来、経堂工場内の車両入換には予備の電車を使用していたが、乗客の増加により予備の電車を持たないこととしたため、代替の入換用車両として製造された。
廃車後に経堂工場内に放置されていたモニ1形を再利用し、経堂工場で製造された。機器類はほぼ全てが廃品利用で〔『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.102〕、製造費用は約90万円であった〔〔『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.98の記述によれば、1700形のうち、完全な新車である第3編成の製造費は、3両で5,750万円である。〕。『電気車の科学』通巻71号(1954年3月号)では、経堂工場従業員の創意工夫の事例としても紹介された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「小田急デト1形電車」の詳細全文を読む



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