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小眼球症[しょうがんきゅうしょう]
小眼球症(しょうがんきゅうしょう)とは、眼球の先天的な疾患の一つ。眼球が小さいことから、この名がある。症状は、先天的な全盲となる。ただし程度が軽い場合は、視力が弱まる(遠視になる)だけで済むこともある。 染色体の欠損が原因となり、眼球の形成時に体液の排出が不完全で、眼球の形成が不十分となるのが理由。どこかの機能が壊れたのではなく、眼球の形成そのものが最初から十分にできていない。特に、網膜に異常があることが多いようだ。 片目だけで起こることもあり、両目とも起こることもある。程度がひどい場合には無眼球症(眼球がない疾患)となり、この場合は義眼を装着するのが普通。 重度の疾患ではあるが、知性には影響がないのが普通で、また、他の身体部位にも影響がないのが普通である。健康にも問題がなく、十分長命になるのが普通である。視覚以外には特に大きな問題がないので、精神疾患や寝たきりと違い、本人はそれなりに幸福な人生を送ることができる。周囲はあまり悲観的にならないことが好ましい。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小眼球症」の詳細全文を読む
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