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小磯声明[こいそせいめい] 小磯声明(こいそせいめい)とは、太平洋戦争(大東亜戦争)中、1944年9月7日に当時の小磯國昭首相が発した、「東印度」(インドネシア)に対する「将来の独立認容」をうたった声明である。 == 背景 ==
太平洋戦争(大東亜戦争)中のジャワは、南方の資源確保、特に石油の入手のために南方共栄圏の最重要地域として位置づけられていた。現地侵攻の際、解放軍として振る舞った日本軍は、オランダによって流刑・収監されていたスカルノやハッタ、シャフリルら現地の民族運動指導者を解放し、彼らとの協調によって軍政を実施することを基本方針としていた。 その後、1943年1月28日、当時の日本の首相、東條英機が帝国議会においてビルマとフィリピンの独立承認を明らかにした際も、やはりインドネシア独立について触れることはなかった。また、5月31日の御前会議では、極秘扱いのもと、旧蘭領は日本帝国の永久確保地域とされた〔「大東亜政略指導大綱 」〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小磯声明」の詳細全文を読む
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