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祠[ほこら]
祠(ほこら)とは神を祀る小規模な殿舎。語源は神道用語の「ほくら(神庫、宝倉)」の転訛という。小祠(しょうし)、小堂(しょうどう)とも。もともとは古神道に由来する信仰であるが、神仏習合によって道祖神に関連した仏(地蔵菩薩など)も祀るようになった。 == 概要 == 神社と異なり鳥居はないか、あっても非常に小規模なものに過ぎない。社殿は木製の他、石造の場合もある(それぞれ木祠(もくし)、石祠(せきし)と呼ぶ場合もある)。多くは切妻屋根を備え、厨子に見られるような観音開きの戸を開けると内部に仏像、神像などが収められている場合がある。 祭神は一定しないが、仏像が収められている祠は地蔵菩薩を祀るとされるものが多く、特に京都を中心とする近畿地方では地蔵盆の主体となるなど、地元の集落において素朴な信仰が保たれている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「祠」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hokora 」があります。
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