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小笠神社[おがさじんじゃ]
小笠神社(おがさじんじゃ、''Ogasa Jinja'')は、静岡県掛川市入山瀬にある神社。小笠山の山頂付近に立地する。 == 概要 == 文武天皇の命により大宝年間に創建されたとされている〔掛川市役所商工労働観光課『小笠神社・矢矧祭(やはぎさい) 』掛川市役所、2007年9月21日。〕。祭神は事解男尊、伊弉册尊、速玉男尊の3柱であり、熊野三山から勧請されたとされている。同時に創建された掛川市の三熊野神社、御前崎市の高松神社とともに「遠州の熊野三山」とも称される。 参道には樹高が20メートルほどのスギがあり、樹齢が400年以上と推定されることから、1990年に小笠郡大東町により天然記念物として文化財指定されている〔掛川市教育委員会生涯教育課文化振興室文化財係『市天然記念物 』掛川市役所、2007年4月1日。〕〔掛川市教育委員会生涯教育課文化振興室文化財係『指定文化財一覧表 』掛川市役所、2007年4月1日。〕 11月には「矢矧祭」と呼ばれる神事が行われている。五穀豊穣、家内安全、安産を祈願する神事であり、神社の建立以来続く祭礼とされている〔。神職が放つ破魔矢を氏子が奪い合い、その矢を近隣の多聞天神社に奉納する神事である〔。 小笠神社には多聞天神社が隣接しており、小笠神社の祭礼の際には多聞天神社に矢が奉納されるなど、関係が深い神社の一つである〔。多聞天神社が現在の地に創建された理由について、伝承によれば、小笠山に天狗が住んでおり、近隣の住民が天狗を多聞天として多聞天神社に祀ったからとされている〔掛川市教育委員会生涯教育課文化振興係『多聞天さま 』掛川市役所。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小笠神社」の詳細全文を読む
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