翻訳と辞書
Words near each other
・ 小経
・ 小結
・ 小結び
・ 小結一覧
・ 小結大吉
・ 小結節
・ 小結節(性)(形)
・ 小結節形成
・ 小結節稜
・ 小結腸症
小絞りぼけ
・ 小絞りボケ
・ 小絲源太郎
・ 小絹
・ 小絹村
・ 小絹駅
・ 小綬鶏
・ 小維管束
・ 小綱木バイパス
・ 小綱木村


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

小絞りぼけ : ウィキペディア日本語版
小絞りボケ[こしぼりぼけ]
小絞りボケ(こしぼりボケ)とは、写真撮影においてカメラ絞りを絞れば絞るほど、回折により、画質の鮮明さが失われ、全体にぼけた画像になる現象。単に回折現象と呼ぶことも多い。フィルムカメラでもデジタルカメラでも起こる現象であるが、撮像素子の小さいデジタルカメラ(特にコンパクトデジタルカメラ)では問題が顕著となる。
==被写界深度と小絞りボケ==
レンズ焦点距離と、カメラ被写体の距離が同じであるとすると、レンズの絞り値(F値)が大きい(絞り込む)ほど、被写界深度が深くなり、全体にピントが合う(パンフォーカス)わけであるが、それと同時に回折現象の影響も顕著に現れてくる。回折は、光がの性質を持つことに由来し、障害物の背後に回りこむ(この場合、絞り羽根の裏側に回りこむ)物理現象である。絞り込むほど、フィルム面に届く全体の光量が低下し、像は回折した光による影響を大きく受ける。このため全体がぼけ、解像力が低下する。大きく引き伸ばすと肉眼でもわかるほどとなる。このように被写界深度の深さと小絞りボケとは二律背反の関係にあり、撮影にあたって悩ましい問題となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「小絞りボケ」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.