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小説現代 : ウィキペディア日本語版
小説現代[しょうせつげんだい]

小説現代』(しょうせつげんだい)は、講談社発行の月刊小説誌。毎月22日発売。1963年創刊〔小説現代とは | 小説現代 〕。中間小説誌の御三家の1つとして昭和中期から多くの人気作家、作品を輩出した。
月刊小説誌には、他に『オール讀物』『月刊ジェイ・ノベル』『小説新潮』『小説すばる』『小説宝石』『小説 野性時代』『読楽』などがある。
== 創刊 ==
講談社の大衆小説誌として1901年(明治44年)から続いていた、時代小説を中心とした『講談倶楽部』は戦後1949年から復刊したが、中間小説などに押されて1962年11月に廃刊。代わって同年12月に『小説現代』が初代編集長、三木章で創刊された(1963年2月号)。誌名は当初「現代小説」を予定していたが、既に商標登録済みだったため『小説現代』となった。創刊号ラインナップは、柴田錬三郎水上勉舟橋聖一丹羽文雄山手樹一郎山岡荘八松本清張源氏鶏太石原慎太郎ら人気作家を並べ、梶山季之の連載ノンフィクション「実力経営者伝」もあった。表紙には村上豊を起用。発行部数は21万部だったが、その後は10万部近くまで下がる。
創刊当初の連載読物として、吉行淳之介の人物評「変わった種族研究」が2年間続き、戸板康二が掲載した短編にヒントを得た、作家の交友日記「酒中日記」も連載。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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