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小説誌[しょうせつし] 小説誌(しょうせつし)は、雑誌のジャンルの1つ。主に新作小説を掲載することを目的に刊行されている。 == 歴史 == 日本における小説誌の歴史は純文学から始まった。現在も刊行されているものの中で最も古い歴史を持つものは、1904年創刊の『新潮』(新潮社)。娯楽的要素の強い、いわゆる大衆小説の雑誌については、1931年創刊の『オール讀物』(文藝春秋)など戦前から刊行されているものもあるが、その最盛期は戦後の高度経済成長期である。当時は毎月の部数が単独で100万部を超える小説誌もあった。一方、特定のジャンルの小説のみを掲載する専門誌的要素の強いものも、1956年創刊の『ミステリマガジン』(早川書房)などをはじめとして様々なジャンルのものが登場した。従来小説誌は、挿絵もあったものの、どちらかというと武骨なものが多かったが、近年になり、いわゆるライトノベルという新しいジャンルで、カラーのイラストが多く掲載されるものも登場し、また2006年創刊の『yom yom』(新潮社)などのように、若い女性にも受け入れられやすいデザインをもつものも登場している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小説誌」の詳細全文を読む
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