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小諸城[こもろじょう]
小諸城(こもろじょう)は、長野県小諸市にある日本の城跡。別名、酔月城、穴城、白鶴城。 == 概要 == 長享元年(1487年)に大井光忠によって築城されたと考えられている〔村田修三監修『ビジュアル・ワイド 日本の名城百選』小学館 2008年〕。戦国時代、武田信玄の東信州経営のために現在の縄張りとされた。現在残っている城跡の元になったものは信玄の軍師であった山本勘助の縄張りだと言い伝えられているが、根拠となる史料はない。 安土桃山時代から江戸時代にかけて、石垣を構築した近世城郭に改修された。現在のような構えとなったのは仙石秀久の改修によるもので、三重天守もその頃に建てられたものであった〔加藤理文ほか執筆『【決定版】図説 よみがえる名城 漆黒の要塞 豊臣の城』学習研究社 2008年〕。天守には桐紋の金箔押瓦が用いられていたが寛永3年(1626年)に落雷によって焼失している。 城郭は城下町である市街地よりも低地に縄張りされ、市街地から城内を見渡すことができ、このため穴城とも鍋蓋城ともいう別称がある。また、浅間山の田切地形の深い谷を空堀として利用しており、西側の千曲川の断崖も天然の防御として利用されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小諸城」の詳細全文を読む
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