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小選挙区比例代表連用制 : ウィキペディア日本語版 | 小選挙区比例代表連用制[しょうせんきょくひれいだいひょうれんようせい]
小選挙区比例代表連用制(しょうせんきょくひれいだいひょうれんようせい)とは、小選挙区制の要素を加えた比例代表制。 == 概要 == 一般的な比例代表制(政党名簿比例代表)と異なるのは、各党の議席数は比例代表の得票率に応じて配分されるが、当選者の一部を小選挙区で決定するという点。また、類似の制度である小選挙区比例代表併用制と違い、超過議席(ドイツ語:Überhangmandat、英語:Overhang seat)が発生しない。 日本における現行の小選挙区比例代表並立制の場合、比例代表の議席配分に際し、ドント式で各党の得票数を割り、商の多い順に議席を配分していくが、民間政治臨調が提唱した小選挙区比例代表連用制では、小選挙区で獲得した議席数+1の数で各党の得票数を割り、商の多い順にドント式で配分する、としている。 すなわち、ドント式の計算式で使用する除数を、÷1、÷2、÷3と、1から始めるところを、連用制では「小選挙区の当選者数+1」から始める。この方式を用いると、比例代表の得票数により配分されるはずの議席から、小選挙区で獲得した議席が差し引かれるため、得られる選挙結果は、小選挙区も含めた全議席を、純粋に比例代表の得票数に応じて配分する場合と近いものとなる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小選挙区比例代表連用制」の詳細全文を読む
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