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小野道風青柳硯[おののとうふうあおやぎすずり]
『小野道風青柳硯』(おののとうふうあおやぎすずり)とは、義太夫浄瑠璃の作品で歌舞伎の演目のひとつ。五段続、宝暦4年(1754年)10月に大坂竹本座にて初演。竹田出雲・吉田冠子・中邑閏助・近松半二・三好松洛の合作。 == あらすじ ==
=== 初段 === (大内の段)陽成天皇の御代のこと。隠岐島へと流罪となり、その地で没した小野篁の遺児道風と頼風は零落し、折からの大極殿造営に大工として出入りしていたのを見出され、それぞれ公家と武士に取り立てられる。 (誓願寺の段)関白藤原基経の息女である女郎花姫は誓願寺で頼風と出会い、互いに一目惚れする。 (早成館の段)公家の橘早成は天下を覆さんと企てており、その一味に大工独鈷の駄六を介して道風を引き入れんとしていた。駄六は道風が大工だったときの仲間である。折から勅使として早成の館を訪れた道風に、早成は自分の抱えている相撲取りと相撲をとらせるが、道風はそれらを全て投げ飛ばし悠々と帰る。一方同じく館を訪れていた天皇の妃である美那野川の女御に早成は横恋慕して迫るも、女御付きの警護の武士小野良実が囲みを破り女御を連れて立ち退く。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「小野道風青柳硯」の詳細全文を読む
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