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少年ケニヤ[しょうねんけにや] 『少年ケニヤ』(しょうねんケニヤ)は山川惣治作の絵物語。および、それを原作とした派生作品。 ==概要== アフリカのケニアを舞台に、孤児になった日本人少年ワタルが仲間のマサイ族の酋長やジャングルの動物たちと冒険をする物語。1951年10月7日から1955年10月4日まで「産業経済新聞」(現:産経新聞)に連載されていた。『少年ケニヤ』は大人気となり、映画化、テレビドラマ化、漫画化、アニメ映画化なども行われた。その人気ぶりに『少年ケニヤ』は週1回の掲載から毎日の連載になり、「産業経済新聞」が一時は「ケニヤ新聞」と言われたほどだったという。山川惣治にとっては『少年王者』に次ぐ大ヒット作品であり、代表作ともなった。1984年に角川書店がアニメ映画化した際には1983年から角川文庫でリバイバルされて、全20巻が復刊された〔三谷薫、中村圭子編『山川惣治 「少年王者」「少年ケニヤ」の絵物語作家』河出書房新社、2008年、pp.4,72-83。〕。 公式には日本文化輸入が禁じられていた1950年代の韓国でも、海賊版の形で出版されて人気を博した〔山中千恵「『ドラゴンボール』と出会った韓国――暴力的で扇情的な他者としてのマンガ」『マンガのなかの<他者>』伊藤公雄編、臨川書店、2008年、p.101。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「少年ケニヤ」の詳細全文を読む
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