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尾崎宗吉 : ウィキペディア日本語版
尾崎宗吉[おざき そうきち]

尾崎 宗吉(おざき そうきち、1915年4月22日 - 1945年5月15日)は、日本作曲家
== 人物 ==
静岡県で生まれ、1937年から東洋音楽学校 (現:東京音楽大学)でピアノを学ぶ。在学中からドイツより帰国した諸井三郎の門を叩き、作曲を師事した。
1936年、日本現代作曲家連盟に入会し、自作を発表、また1938年には深井史郎安部幸明小倉朗らと楽団プロメテを結成し活動した。1939年8月、応召を受け、北中国および南方戦線に派遣され、1942年に一旦帰還し、映画会社に勤務するも、翌1943年には再び満州および中国戦線に派遣され、1945年江西省全県にて虫垂炎のため戦病死した。
作風は師である諸井三郎譲りのドイツ新古典派的な作品を残した。代表作である「小弦楽四重奏曲 作品1」は、富樫康によれば、ムソルグスキーを思わせる原始性とヒンデミットの影響を受けた無調性を含んだ作風であるとされている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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