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尾川 智子(おがわ ともこ、1978年4月14日 - メディア・イベント等では尾川とも子で活動)は、愛知県田原市出身の、日本のプロクライマー(現在ボルダリングに集中)。血液型はO型。 日本でボルダリングが広く知られるようになった草分け的存在の一人といえる。 日本人女性初のプロクライマーとして現在は高難度の岩に挑戦し、女性ボルダリングのグレードを押し上げている。 2012年10月20日、女性として世界初の最高難度ボルダーグレードV14に成功。 2012年世界で一番活躍したクライマーに送られる Golden Piton賞 受賞(ボルダリング部門) 日本人では平山ユージ、小山田大に続く3人目。 2013年にGolden Shoes賞にノミーネトされるが、妊娠中のため授賞式に行けず辞退。 2014年11月Golden Climbing Shoes賞 受賞。 2014年1月第一子となる男児出産。 所属事務所は株式会社RIGHTS. == 人物・来歴 == *愛知県立時習館高等学校を経て、2003年 早稲田大学理工学部応用物理学科卒業。 *毛利衛がスペースシャトルエンデバーで宇宙を飛行したこと(STS-47ミッション)に影響を受け、宇宙飛行士に興味をもつ。宇宙飛行士を目指して東京大学理I類を2度(現役時・1浪時)受験し失敗、結果としては早稲田大学へ進学(その早大においては、大槻義彦の授業を落とし留年も経験)。 *日本一高いところに登れば日本一宇宙に近づけると、富士山に登ったのをきっかけに登山を始める。 *大学時代ワンダーフォーゲル部に所属し、高難度の山を登るためアルパイン・クライミングの練習を始める。 *2000年、富山国体の山岳競技に誘われたのをきっかけに22歳から本格的にフリークライミングを始め、現在はロープを使わないボルダリングに集中している。日本人女性初のプロクライマーとして高難度の岩に挑戦し続けている。 *2012年、女性として最高難度ボルダーグレードV14(五段)に成功。世界初の快挙。栃木県那須塩原市にある「カタルシス」(外部リンクに動画あり)という名前の岩のルート。小山田大初登によるもので、Daniel Woodsらによって再登られ、V14が確定されている。ルーフと呼ばれる岩の形状を、まさに天井に張り付いていくように登っていき、2009年秋からトライし始め、3年の月日を経て完登。まさに岩の上ならぬ、岩の下にも三年の信念が貫かれた(ブログより)。 *また、尾川が持つ記録は、2008年に完登した「カランバ」(完登当時、日本人女性初の快挙、外部リンクに動画あり)、2009年に完登した「ムタンテ」で、いずれも難度「V12」。 * 特技:一本指で懸垂。テレビなどでたびたび披露している。 * 趣味: 落語。2009年9月から古今亭駿菊師匠につき落語を学ぶ。高座名もあり、すまいる亭岩雌(いわし)。何回か高座にもあがっている。ネタは、出来心、、子ほめ、たらちね、転宅、道具屋。(歌うコンシェルジュで秦万里子がこれについて歌っている。) *2014年1月に男児を出産し一児の母となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「尾川智子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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