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尾州不二見原 : ウィキペディア日本語版
尾州不二見原[びしゅうふじみがはら]
尾州不二見原(びしゅうふじみがはら)は、葛飾北斎浮世絵風景画富嶽三十六景』のうちの一枚。
富嶽三十六景は江戸時代後期の浮世絵師葛飾北斎による富士山を描いた富士図の連作で、天保2年(1831年)から天保4年(1833年)頃にかけて刊行された。全36図、追加10図。
画面中央に大樽の中でを削る職人の姿が描かれ、樽の中から田園風景の彼方に小さく富士の姿を見る。樽の左側には(たが)が描かれている。北斎の大胆な構図を代表する一枚で、富士の姿と働く人々の姿を組み合わせた作品としては他に「遠江山中」や「穏田の水車」が知られる。
描かれている場所は愛知県名古屋市中区の富士見原あるいは伏見町とされ、富士見原は名古屋郊外の遊郭武家屋敷が存在する名勝地であった。
== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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