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尾張瀬戸駅(おわりせとえき)は、愛知県瀬戸市山脇町にある名鉄瀬戸線の駅である。瀬戸線の瀬戸側のターミナル駅である。環境モデル駅として、電力には太陽光パネル発電も、水洗トイレには雨水も使用している〔『名鉄まるわかりブック』(p10)より。〕。地元の市民からは、尾張をつけず、単に瀬戸駅と呼ばれ親しまれている。 == 歴史 == 1905年(明治38年)、瀬戸線開業時に、瀬戸側の起点となる瀬戸駅として、開業した。開業当時は、旅客以上に、地元で生産される瀬戸焼出荷の拠点としての役割を担った。1921年(大正10年)には、尾張瀬戸駅に名称が変更された。 その後、1978年(昭和53年)、栄町乗入れ工事に伴い、貨物の取り扱いが廃止された。このとき、運用車両の増加に対応するため、元の貨物側線が電留線として整備された。電留線については、後述の総合改善事業実施に伴い、2002年までに配線変更が行われた。 駅舎は大正時代以来長く同じものが使用され続けていたが老朽化が進んだため、国土交通省の鉄道駅総合改善事業として事業主体となる第三セクター方式の尾張瀬戸駅整備株式会社を設立し、駅前公共施設パルティせと(2005年2月19日開設)やバスターミナルの整備を合わせて、再開発が行われ、2001年(平成13年)、現在地に移転した。2005年(平成17年)の愛・地球博開催時は、当駅より名鉄バスが担当するシャトルバスが出て、会場への拠点駅の一つとしての役割を担った。旧駅舎は2005年にオープンした瀬戸蔵ミュージアム内に一部復元のうえ展示されている。 * 1905年(明治38年)4月2日 - 瀬戸駅として開業。 * 1921年(大正10年)2月19日 - 現駅名に改称。 * 1978年(昭和53年)2月15日 - 貨物取り扱い廃止。旧貨物側線を電留線として整備。 * 2001年(平成13年)4月14日 - 駅舎東方移転、新駅舎供用開始。 * 2002年(平成14年)3月 - 総合改善事業に基づく電留線配線変更・ホーム延伸などが完了。 * 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。 * 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「尾張瀬戸駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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