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尿素窒素[にょうそちっそ] 尿素窒素(にょうそちっそ、Urea nitrogen; UN)は、尿素由来の窒素量を示す単位である。尿素1分子は、窒素原子を2つ含んでいるため、1molの尿素=60gは、尿素窒素28gに相当する。臨床検査項目の一つ。主に肝臓や腎臓の状態を検査するために用いられ、一般に単位はmg/dLが用いられる。 ==概要== 尿素は蛋白質の終末代謝産物であり、肝臓で合成され、腎臓から排泄される。血中の尿素の量を表すのが血液尿素窒素(Blood urea nitrogen;BUN)であるが、これは蛋白摂取量、蛋白代謝量、腎機能の3因子によって規定される。なお、現在では血清を用いた血清尿素窒素(Serum -;SUN)も用いられるが、赤血球中の水分が減少する分BUNより若干高値となる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「尿素窒素」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Blood urea nitrogen 」があります。
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