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光学において屈折力とは、レンズなどの(軸まわりに回転対称な)光学系の屈折の度合いのことである。パワーと言うこともある。また屈折に限らず反射光学系にももちいる。 空気中()では、屈折力は焦点距離の逆数に等しい。凹レンズならば焦点距離は負であらわすので、屈折力も負になる。焦点距離をメートルであらわしたとき、屈折力はディオプトリ(D)が単位となる。 一般に、ガウス光学の仮定(軸まわりに回転対称な光学系で近軸近似が成り立つ場合)において、単一の屈折面の屈折力φは以下のようになる。 ただし、 :''n, n : (物体側・像側の)媒質の屈折率 :''f, f : (物体側・像側の)焦点距離 :''r'' : 屈折面の曲率半径 2つの屈折面が密接しているとき、全体の屈折力はそれぞれの屈折面の屈折力の和になる。 ==参考文献== *鶴田匡夫、『応用光学I』、培風館、1990、ISBN 4-563-02331-0。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「屈折力」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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