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屋代正国[やしろ まさくに]
屋代 正国（やしろ まさくに、永正17年（1520年）- 天正10年（1582年？））は、戦国時代の武将。屋代正重の子、妻は村上義清の養女。弟に室賀満正、子に屋代基綱、清綱（屋代正長）、娘（屋代秀正室）、養子に屋代秀正（勝永とも）。名は政国または義綱とも。通称・太郎、左衛門尉、安芸守、越中守。
信濃埴科郡屋代郷を支配していた豪族で、村上義清に仕えて武田信玄の信濃侵攻に対抗し、天文17年(1548)の上田原の戦いでは嫡男基綱を喪う。天文22年（1553）に村上氏から離反して武田氏に降伏、塩崎六郎次郎と共にその家臣となった。
天正3年（1575）の長篠の戦いで次男正長（清綱）を喪い、甥の屋代秀正を養子に迎えて家督を継承させたが、なおも実権は握り続けた。1582年に武田氏が織田信長によって滅ぼされると、信長に降伏してその家臣となり、森長可の与力武将となった（この時の屋代氏の記録は無い）。没年は1582年と言われているが、永禄4年（1561）の第四次川中島の戦いで戦死したとする説もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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