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屍鬼二十五話 : ウィキペディア日本語版
ヴェーターラ・パンチャヴィンシャティカー
ヴェーターラ・パンチャヴィンシャティカー(Vetalapancavimsatika)は、インド説話集日本では『屍鬼二十五話』として知られる。現存しない幻の大説話集『ブリハット・カター』を、詩人ソーマデーヴァが簡略化した伝本『カター・サリット・サーガラ』の第12巻を1つの本としたもの。
== 概要 ==
死体に取りついたヴェーターラがトリヴィクラマセーナ王に聞かせる25の不思議な物語から成り、各話の最後にヴェーターラが問答を仕掛け、トリヴィクラマセーナ王がそれに見事に答えるという形式を持つ。最後に王はシヴァ神に認められ、ヴィディヤーダラ族の転輪聖王とされた。以下の25話で構成される。
* 第1話「烙印をおされた少女」
* 第2話「娘一人に婿三人 彼女の灰を抱いていた男」
* 第3話「男が悪いか女が悪いか」
* 第4話「息子を犠牲にした忠臣」
* 第5話「娘一人に婿三人 ソーマプラバーの場合」
* 第6話「すげかえられた首」
* 第7話「海中都市(1)」
* 第8話「デリケートな兄弟」
* 第9話「王女と四人の求婚者」
* 第10話「三人の男と約束した女」
* 第11話「デリケートな王妃たち」
* 第12話「海中都市(2)」
* 第13話「バラモンを殺したのは誰か」
* 第14話「盗賊を愛した少女」
* 第15話「ムーラデーヴァと性転換の秘薬」
* 第16話「ジームータヴァーハナの捨身」
* 第17話「侮辱された女の復讐」
* 第18話「呪法に失敗した師弟」
* 第19話「三人の父親を持った王」
* 第20話「生贄の少年はなぜ笑ったか」
* 第21話「焦がれ死にした女」
* 第22話「ライオンを再生した兄弟」
* 第23話「青年の死体にのりうつった行者」
* 第24話「父が娘を、息子が母を妻にした場合」
* 第25話「大団円」

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴェーターラ・パンチャヴィンシャティカー」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Baital Pachisi 」があります。



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