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山代二子塚[やましろふたごづか] 山代二子塚(やましろふたごづか)は、島根県松江市山代町二子にある前方後方墳。国の史跡に指定されている。 古墳時代後期の築造と推定され、前方後方墳としては日本で有数の規模を誇る。 == 概要 == この古墳は、1924年(大正13年)刊行の『島根県史』第4巻において、野津左馬之助が「この墳形に属するものは従来考古学者の記述に見ざる我国内希有のものなり」と述べ、考古学史上、初めて「前方後方墳」という名称が付けられ、学界に報告された。また、珍しい墳形である点と出雲の代表的な大きさの古墳として、1924年(大正13年)史跡に指定された。 この古墳は出雲西部の今市大念寺古墳(全長90メートルの前方後円墳)とほぼ同時期に営まれたと考えられており、出雲の東・西に二つの勢力があったかと推測される。被葬者は、出雲の国造などが想像され、墳形や規模からこの地域の最高首長の墓であると推定できる。 また、大庭鶏塚、山代二子塚、山代方墳、永久宅後古墳の4つの大型古墳が近接して築造されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山代二子塚」の詳細全文を読む
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