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山代 巴(やましろ ともえ、旧姓:徳毛、1912年6月8日 - 2004年11月7日)は、日本の作家である。広島県芦品郡栗生村(今の府中市栗柄町)に生まれる。1929年(昭和4年)、東京女子美術専門学校(今の女子美術大学)に入学する。1932年、日本共産党に入党する。1937年に山代吉宗(1901年 - 1945年)と結婚した。1945年から尾道市立図書館長中井正一が広島県下で主宰した文化運動での市民講座を受講し、中井の知遇を得、影響を受ける。なお、山代の『千代の青春』は中井正一の母親をモデルにしている。 代表作の『荷車の歌』は、1959年に、山本薩夫監督、三國連太郎主演で映画化もされた。 == 作品 == ;小説 *『いたどりの茂るまで』 *『芽ぐむころ』 *『あるとむらい』 *『荷車の歌』筑摩書房、1956 のち角川文庫 *『敗者の遺産』 *『今日のスコラ高原』 *『囚われの女たち』(全10部)径書房、1980-1986 ほか ;エッセイ *『民話を生む人びと 広島の村に働く女たち』岩波新書、1958 *『この世界の片隅で』(編著)岩波新書、1965 *連帯の探求 民話を生む人びと 未來社 1973 *『君はいまどこにいるか』筑摩書房(少年図書館)1975 *とっておけない話 径書房 1988.4 *岩でできた列島 径書房 1990.7 *夜明けを歩んだ女たち 径書房 1990.9 *私の学んだこと 径書房、1990 *『原爆に生きて』径書房、1990 *『おかねさん』径書房、1992 *『千代の青春』径書房、1996 *山代巴獄中手記書簡集 模索の軌跡 牧原憲夫編 平凡社 2003.4 『千代の青山』 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山代巴」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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