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山内氏固 : ウィキペディア日本語版
山内氏固[やまうち うじかた]
山内 氏固(やまうち うじかた、寛政9年(1797年) - 文久元年2月22日1861年4月1日))は、江戸時代後期の土佐藩の重臣。本姓安東氏。幼名は鉄治。通称は太郎左衛門。
== 人物・生涯 ==
寛政9年(1797年)、宿毛領主山内保氏の五男として宿毛に生まれる。母は側室の加藤氏。文化8年(1811年)、兄氏睦の死去により家督と知行6800石を相続し、宿毛第10代領主となる。土佐藩奉行職として山内豊資豊熈豊惇豊信の4人の藩主に仕えた。天保2年(1831年)、郷学校・講授館(宿毛市立宿毛小学校の起源)を設置する。三宅大蔵を講授役として登用し、家臣子弟の教育、人材育成に当たらせた。天保9年(1838年)、屋敷が幕府巡見使平岩七之助の宿舎となり、家老の孕石小左衛門以下、藩を挙げて供応に努めた。嘉永2年(1849年)、功績により500石の加増を受ける。嘉永7年(1854年)、安政南海地震で大きな被害を受けた領内の復旧に当たる。安政3年(1856年)、隠居して家督を嫡男の氏理に譲る。文久元年(1861年)2月22日没。享年65。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「山内氏固」の詳細全文を読む



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