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山城むつみ : ウィキペディア日本語版
山城むつみ[やましろ-]
山城 むつみ(やましろ-、男性、 1960年9月24日-)は日本の文芸評論家。本名は山城康治。筆名のむつみは妻の名。東海大学文学部文芸創作学科教授。
大阪府生まれ。奈良県立郡山高等学校大阪外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業。1992年に「小林批評のクリティカル・ポイント」(『群像』1992年6月号・『文学のプログラム』所収)で第35回群像新人文学賞評論部門受賞。

大阪外国語大学の学生時代には法橋和彦から教えを受けた。『文學界』誌上で連載開始した「ドストエフスキー」は、途中掲載誌を『群像』に変更し、2010年7月号で完結。同年11月に単行本化され、第65回毎日出版文化賞を受賞した。2015年、「小林秀雄とその戦争の時」で第6回鮎川信夫賞候補。
==著作==

*『文学のプログラム』(太田出版、1995/講談社文芸文庫、2009)         
*『転形期と思考』(講談社、1999)
*『ドストエフスキー』(講談社、2010/講談社文芸文庫、2015) 
*『連続する問題』(幻戯書房、2013)
*『小林秀雄とその戦争の時-『ドストエフスキイの文学』の空白』(新潮社、2014)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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