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山形交響楽団[やまがたこうきょうがくだん]
山形交響楽団(やまがたこうきょうがくだん、''Yamagata Symphony Orchestra'')は、山形県山形市を本拠とする日本のオーケストラ、通称山響(やまきょう)。日本オーケストラ連盟正会員。運営法人名は、公益社団法人山形交響楽協会。 == 概要 == 創立名誉指揮者である村川千秋の「ふるさとの山形にオーケストラを」の情熱の下、1972年1月に発足。山形新聞グループの他、県下有力企業の支援を得て、演奏レベルの高さでは全国的にも定評がある楽団に成長した〔「山形)山形交響楽団、赤字体質からの脱却へ改革」『朝日新聞デジタル』 2015年1月16日〕。 しかし、リーマンショック後の景況の悪化や、東日本大震災からの復旧優先によるピーク時4千万円の収入となった東北電力主催の「依頼公演」のゼロ化などから、演奏収入の潤沢な確保が困難となり、2014年度には、楽団員と事務局員に対する夏季・冬季の賞与を全額カットするなどリストラをすすめた他〔、翌15年度には定期演奏会を8回、計11公演に減らし、経費をさらに節減するとしている〔「山形)山形交響楽団、定演日数減らす 来年度は11公演」『朝日新聞デジタル』 2014年10月23日〕。 これら状況を受け、運営法人である山形交響楽協会に山響活性化委員会が設置され、赤字体質からの脱却へ向け検討が重ねられた〔。2015年3月4日には、理事会において委員会から中間報告が行われ、来場者を増やすための施策の構築や、理事会とは別に経営委員会を設置することが提言された。また同4月から楽団員の65歳定年制を実施する他、関西フィルハーモニー管弦楽団で事務局長を務めた西浜秀樹を専務理事・事務局長としてを招聘した〔「山形)「演奏会の集客を」 山響活性化委が提言」『朝日新聞デジタル』 2015年3月5日〕。さらに同5月28日には、協会の役員改選で新会長として三井嬉子(スペシャルオリンピックス日本会長)が就任した。同10月1日、山形交響楽協会は山響活性化委員会の提言に基づき、16年度は定期演奏会の2日公演を復活させることを決めたほか、会員を増やして会費収入の増収を図るなどの営業努力を行う方針を示した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山形交響楽団」の詳細全文を読む
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