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山手樹一郎 : ウィキペディア日本語版
山手樹一郎[やまて きいちろう]

山手 樹一郎(やまて きいちろう、1899年2月11日 - 1978年3月16日)は、日本の小説家
== 経歴・人物 ==
栃木県那須郡黒磯町生まれ。父親が鉄道員として黒磯駅に勤務していた当時に生まれた。本名は井口長次。(旧制)明治中学校卒業。長男は同じく小説家の井口朝生、次男は国文学者の井口樹生。孫は詩人井坂洋子
小学新報社『少女号』の編集者を経て、博文館に入社。のち『少年少女譚海』編集長。1932年頃より兼業作家となり、1939年より専業作家。前後して長谷川伸の門下。翌年より新聞連載した「桃太郎侍」で人気を得る。
一貫して明朗、壮快な作風で、時代小説作家として支持される。唯一の歴史小説である『崋山長英』で第4回野間文芸賞を受賞。1977年には、勲三等瑞宝章を受章。
1978年3月16日、肺癌のため東京都内の病院で死去。。墓所は東京都世田谷区宗福寺〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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