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山本 圭子(やまもと けいこ、1943年8月7日 - )は、日本の女性声優、ナレーターである。青二プロダクション所属。大阪府出身。代表作は『サザエさん』(花沢花子)、『天才バカボン』『元祖天才バカボン』(バカボン)など。血液型はO型。 == 人物像・エピソード == 少年・少女・成人女性・おばさん・老婆・人以外のキャラクターまでほとんどの役柄をカバーする。 『サザエさん』の花沢花子や、『ちびまる子ちゃん』の山田笑太で見られるダミのかかった声質を生かした役が多いが、60年代のアニメでは、『戦え!オスパー』のオスパーや、『もーれつア太郎』のア太郎など、ハスキーボイスで演技をすることもあった。 『ゲゲゲの鬼太郎』では現在までの5期全てに出演している。うち第2期、第4期、第5期ではレギュラーで「砂かけ婆」を演じており、事実上山本の持ち役的なキャラクターである。 また、第1期(1968年)の第1話「おばけナイター」ではゲスト主人公の少年を演じたが、1985年に放送された第3期の「おばけナイター」でも同じ役柄の少年を演じるなど、何十年間隔で同じ役を演じるという因縁を持った。また第3期では砂かけ婆ではなく、シーサー役でレギュラー入りしている。 『おそ松くん』のチョロ松とカラ松、『もーれつア太郎』『天才バカボン』のバカボン、『ひみつのアッコちゃん』のチカ子といった赤塚不二夫作品にも多く出演している。 『がんばれ!!ロボコン』のロボコンの声を演じた時には、ロボコンの人気が高く、NET(現テレビ朝日)の番組はニュース以外全部出演し、丸一日ロボコンの仕事という日もあったという。1999年制作の「燃えろ!!ロボコンVSがんばれ!!ロボコン」で22年ぶりにロボコンの声を担当した。 役者間での愛称は「ドドコ」(名前の圭の字が「ど(土)」を2つ重ねたように見えることから)。身近な人には「圭子姉さん」と呼ばれている。 2代目磯野カツオ役の高橋和枝の見舞いに行った際、「高橋さん」と言っても反応しなかったが、花沢さんがカツオに話しかけるような口調で「磯野くん」と呼びかけたところ「はい」と返事をしたというエピソードがある。 関西出身であるためか関西弁が得意。『ひみつのアッコちゃん(第3作目)』で共演したこおろぎさとみに関西弁を教えたこともあった(こおろぎ自身が自身のラジオ番組『ひので街探偵事務所』で過去に話題にしていた)。 少々うっかり者であることが知られており、駅のホームのベンチに台本を忘れたりするなどの失敗をしたことがある。特技は「どこでもいつでも眠れること」。 当初「チキン・リトル」の声はゲームだけという話であったが、その声を聞いたディズニー社の人間が気に入ったことから、映画でも声を入れることになった。マネージャーはその報告を聞いて喜びの電話を送ったが、本人は「チキン・リトル」のことを忘れていたという。 テレビでの顔出し出演はあまり無い。『大胆MAP』(テレビ朝日)での顔出し出演取材はNGだったが、『アフタヌーンショー』(テレビ朝日)で『もーれつア太郎』で共演した加藤みどりとのゲスト出演、1993年に生放送された「笑っていいとも! ザックリいきまショー」(フジテレビ)、2002年1月に放送された『あの人は今!?』(日本テレビ)ではVTRで古谷徹と皆口裕子とともに顔出し出演、2004年10月に放送された『オオカミ少年 』(TBS)のナレーションで永井一郎との顔出し出演した事がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山本圭子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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