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山本廉[やまもと れん]
山本 廉(やまもと れん、1930年5月12日 - 2003年6月17日)は、日本の俳優。東宝の特撮作品やテレビドラマ、舞台などの脇役俳優として活躍した。名前の「廉」は本名では「きよし」と読む。 == 来歴 == 神奈川県足柄上郡南足柄町(現・神奈川県南足柄市)生まれ。鎌倉アカデミア映画科卒業後、東宝の第3期ニューフェースに合格し、東宝演技研究所に入所、俳優の道に入る。同期には他に小泉博、岡田茉莉子らがいる。 1953年(昭和28年)、マキノ雅弘監督『抱擁』で映画デビューする。自殺する詩人の役だった。続くマキノ作品『次郎長三国志 第七部・初祝い清水港』では、越路吹雪演じる女博徒の夫・七五郎役を演じ、前作『旅がらす次郎長一家』でお尋ね者となった次郎長一家を助けるこのエピソード前半の主人公役ともいえる役に抜擢された。しかし本多猪四郎監督『ゴジラ』で漁師役を演じて以降は、次第に短い出番で強い印象を残す脇役に活躍の場を移すようになる。 東宝専属時代はおもに特撮作品を中心に、岡本喜八監督作品や成瀬巳喜男監督作品などにも出演して活躍した。円谷プロダクションが設立されると『ウルトラQ』から『ウルトラマンタロウ』までのシリーズにもゲスト出演している。1970年(昭和45年)フリーになると同時に劇団NLTに入団。『ピノキオ』や『毒薬と老嬢』などの舞台に出演した。また『岸辺のアルバム』などのテレビドラマでも活躍している。 1997年(平成9年)の『BUGS』を最後に映画出演から身を引いた後も、テレビと舞台への出演は死の直前まで続けた。2003年6月17日、脳出血のため死去した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山本廉」の詳細全文を読む
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