翻訳と辞書 |
山梨県の歌[やまなしけんのうた]
「山梨県の歌」(やまなしけんのうた)は日本の都道府県の一つ、山梨県が1950年(昭和25年)に制定した県民歌である。作詞・矢沢千里、補作・「山梨県の歌」歌詞審査委員会〔国民文化協会『事典 シンボルと公式制度 日本篇』(国際図書、1968年)、174ページ。〕、作曲・岡本敏明。 == 解説 ==
1950年の県政60周年記念事業の一環として歌詞の公募を実施し、8月12日に制定された〔中山裕一郎 監修『全国 都道府県の歌・市の歌 』(東京堂出版、2012年) ISBN 978-4-490-20803-0 、218ページ。〕。入選は「該当作無し」とされたが佳作の1編を審査委員会が補作し、曲は審査委員会の依頼で岡本敏明が作曲した。制定の意義は「戦後の混乱期にあって、郷土の素晴らしさを認識し、理想山梨建設の郷土愛を高揚させる」こととされており〔、いわゆる「復興県民歌」の一つに挙げられる。同年11月3日に発表音楽会が開催され、藤井典明と朝倉章子の歌唱で初演奏が行われた〔山梨日日新聞、1950年11月4日付。〕。ただし、発表演奏会の後にビクターレコード(現在のJVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)が製造したSPレコードの女声パートは大谷洌子が歌唱している。 現在は県主催の行事で演奏される他、県庁の庁内放送で昼休み時間に1977年(昭和52年)発表の県民愛唱歌「緑のふるさと」と合わせて流されている〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山梨県の歌」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|