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山武姥山貝塚[さんぶうばやまかいづか] 山武姥山貝塚(さんぶうばやまかいづか)は、千葉県山武郡横芝光町姥山にある縄文時代中期から晩期にかけての貝塚で、縄文晩期の姥山式(姥山 α' β' γ' δ' 式)土器の標式遺跡である。市川市の姥山貝塚と区別するため、「山武姥山貝塚」と呼ばれる。 == 概要 == 台地上に形成された貝塚であり、直径約120メートルの範囲に8箇所の貝層クラスタが谷頭に面して形成された点列環状貝塚と環状貝塚との中間と位置付けられ、縄文時代中期から晩期にかけ、今から5,000年前に始まり2,500年前迄続いた村であったと推定されている。点在する貝塚が全体で馬蹄形をなしているが、時期によって貝塚の位置が移動し、最終末になると貝塚はほとんどなくなっている。貝は、チョウセンハマグリ、ダンベイキサゴ、ヤマトシジミ、ウミニナ、バイ、シオフキを主体とする半鹹半淡の貝塚である。 1956年(昭和31年)以来、6回にわたる発掘調査が行われ数多くの遺物が発見された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山武姥山貝塚」の詳細全文を読む
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