|
山田 宏一(やまだ こういち、1938年 - )は、日本の映画評論家、翻訳家。 == 経歴 == インドネシア・ジャカルタ生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒業。1964~1967年にパリ在住。その間「カイエ・デュ・シネマ」の同人となり、ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォーらと交友する。この時代の経験は後に、著書『友よ映画よ』で描いている。 帰国後、『キネマ旬報』『話の特集』などに連載を行い、映画評論活動に入る。フランスの前衛的な映画から、マキノ雅弘などの娯楽映画まで、同じスタンスで論じる評論スタイルで注目される。また、翻訳、インタビュー、聞き書きなども多数ある。なお、マキノ雅弘の自伝『映画渡世』も、マキノの著書となっているが、山根貞男と山田による聞き書きである。 青山学院大学や学習院大学で講師をした時期は、自身はほとんど語らず「映像を持って語らせる」手法で、映画論を講じた。 == 表彰 == *1992年 「トリュフォー ある映画的人生」で、第1回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞(選考:蓮實重彦)。 *2007年 第5回文化庁映画賞の映画功労表彰部門を受賞。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山田宏一」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|