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山精様 : ウィキペディア日本語版
山精様[さんせいさま]
山精様(さんせいさま)は、群馬県北部の奥利根地方の山神信仰
== 由来 ==
山精様の信仰の由来として、以下のような昔話がある。
ある木こりが、家の裏山の一本松を大事にしていたが、その松が落雷で燃えてしまった。木こりは焼け残った幹を十二様(群馬県北部の山の神)の分霊として祀り、松の霊を慰めた。
ある雪の日、木こりが裏山の炭焼き小屋を見に行こうとすると、あの松の幹に目と口が浮かび上がり「炭焼き小屋に行くな、家へ帰れ」と言った。木こりが驚いてよく見ると、目と口は消えていた。雪が激しくなったので木こりが家に帰ると、小屋のほうで大きな雪崩が起きた。
命拾いをした木こりは松が自分を守ってくれたと思い、目と口のある松を象って人形を作り、山精様として祀った。話を聞いた周囲の人々も同様の人形を祀り、それ以来、山で遭難する人はいなくなったという。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「山精様」の詳細全文を読む



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