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山越し[やまごし] 山越し(やまごし)とは、麻雀における用語のひとつで、広義には自分のツモを経た直後の状態のこと〔p206、麻雀用語集 の項。〕。特に自分のツモを経た直後に他家が切った牌でロン和了することを「山越しであがる」などと言う。狭義には、テンパイしている状態から上家の切った当たり牌を見逃し、自ヅモを経たあと下家もしくは対面が切った牌でロン和了すること。 == 概要 ==
右図は南3局、ドラは。待ちはと広く、和了点も最低で満貫あるが、点棒状況を見るとトップと34000点離された3着目で、2着とも13000点離されている。加えて上家の北家が11000点しか持っておらず、上家から出たをロンしてしまうと、12000点で上家を飛ばしてしまう。その場合、12000点を得ることはできるが、2着にも届かず3着のまま半荘が終了する。そのため東家は上家の切ったを見逃した。そのあと東家はツモ番を経て、直後に下家の南家がを切ったので、今度はロンを宣言した。このようなあがり方を「山越し」と言い、「東家は山越しのであがった」「南家は山越しで振り込んでしまった」などと言う。 で和了したので、和了役はメンホン+イッツー+ドラ1で跳満、得点は18000点である。北家の切ったではメンホン+ドラ1で12000点、3チャ確の和了だったところ、山越しでトップの南家から高目を直撃したため、東家は逆転でトップ目に躍り出ている。 なお、立直を掛けている状態で見逃しを行うとフリテン(リーチ後のフリテン)になってしまい、その後は自摸でしか和了できなくなる。山越しが可能なのはダマ聴の時だけである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山越し」の詳細全文を読む
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