|
山陽道(さんようどう、かげとものみち)は、五畿七道の一つ。本州西部の瀬戸内海側の行政区分、および同所を通る幹線道路(古代から中世)を指す。 行政区分としては、影面道、光面道(かげとものみち)、または中国(ちゅうごく)とも称された〔Yahoo!辞書 - 大辞林 〕。 街道においては江戸時代を中心に、西国街道(さいごくかいどう、さいこくかいどう、せいごくかいどう、せいこくかいどう)、西国道(さいごくどう、さいこくどう、せいごくどう、せいこくどう)、西国路(さいごくじ、さいこくじ、せいごくじ、せいこくじ)、中国街道(ちゅうごくかいどう)、中国路(ちゅうごくじ)、山陽路(さんようじ)などとも呼ばれた〔松村明監修『大辞泉』小学館(1998年)〕。 == 行政区画としての山陽道 == 律令に規定された行政区画は、当時「五畿七道」と称されたように、中央の五畿と地方である七道から成っていた。山陽道はその「五畿七道」の一つ、本州の瀬戸内海側を指しており、畿内の西に位置し、現在の兵庫県西部から山口県までに至る瀬戸内海沿岸を総称した。なおこれを統括する役所は原則的には存在しておらず、基本的には区画を示すものであった。 *播磨国(現在の兵庫県南西部) *美作国(現在の岡山県東北部)- 和銅6年(713年)に備前国より分割された。 *備前国(現在の岡山県東南部,香川県小豆郡と直島諸島,兵庫県赤穂市の一部) *備中国(現在の岡山県西部) *備後国(現在の広島県東部) *安芸国(現在の広島県西部) *周防国(現在の山口県東南部) *長門国(現在の山口県西部) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「山陽道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|