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山鹿灯籠まつり : ウィキペディア日本語版
山鹿灯籠まつり[やまがとうろうまつり]

山鹿灯籠まつり(やまがとうろうまつり)は、熊本県山鹿市山鹿温泉にある大宮神社祭りであり、その諸行事は毎年8月15日から17日にかけて行われている。民謡「よへほ節」のメロディーにのって、浴衣姿の女性が、金・銀の紙だけで作られた金灯籠(かなとうろう)を頭にのせ、市内を踊り歩く。熊本市藤崎八旛宮の秋季例大祭八代市八代神社の妙見祭とならび、熊本県を代表する年中行事のひとつとして数えられている。
== 祭りの由来 ==

* この祭りの起源にはいくつかの説がある。一つは、景行天皇が九州を巡幸しているとき、加茂の浦の湖(現山鹿市内)で濃霧が立ちこめ、一行は進路を見失ってしまった。このとき、地元住民が松明を灯して一行を大宮神社のところまで導いた。この松明がのちに灯籠となって神社に奉納された、とする説。
* もう一つは、室町中期、山鹿の温泉が枯れてしまったとき、宥明法印(山鹿金剛乗寺)が祈祷によってふたたび温泉を湧き出させた。この宥明法印の没後、その追善のために灯籠が奉納された、とする説などがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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