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岐舌人(きぜつじん)は中国に伝わる伝説上の人種である。支舌、反舌とも。古代中国では南方に位置する国に棲んでいたとされる。 == 概説 == 古代中国の地理書『山海経』の海外南経によると、岐舌国は不死国の東、三首国の西にあり、岐舌人は人間の姿をしているが、舌がふたつに分かれているという。 また、岐舌人の舌はいつもに内側にそり返っているともいわれており、その舌の形状を保ったまま非常に変わった発音をする。そのため、他の国の人々は理解するのが困難だとされる〔袁珂 著、鈴木博 訳『中国の神話伝説』上、青土社、1993年 370-372頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岐舌人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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